感動を誘う映画作品集

映画タイタニック

実話を基にしている作品と言えば、個人的には今までの映画作品の中では1997年に公開された『タイタニック』を超える作品はいまだに出てきていない。私が当時この作品が日本で熱狂の渦に巻き込まれているとき、まだ小学生だった。ニュースで今流行っているということは聞いていたが、小学生の頃はそんなこといわれてもしらねぇよ、的な感じで見ていた。そもそも、その年齢でタイタニックを見に行っても恐らく持つ感想といえば、『何でこの人たち沈みそうな船で騒いでいるんだろう』とか、『あっ人が死んだよお母さん』や、『ねぇねぇ、この人たちこの中で何しているの? なんか暑そうにしているよ?』みたいな、映画のないようそっちのけで感動に浸るなんて出来ないでしょう。実際に私が初めてどう作品を見たのも高校生くらいの時、テレビで放送されているのをしっかり見たのが初めてだった。その頃にはいい意味で、世間的にも知識的にもそれなりに成長をしていたから、当時どれだけ騒いでいたのかが良く理解できた。その後、家族がDVDを買ったので何度かDVDを見返しては涙した何とこともよくしたものだ。事実に基づいている分、作品の中から伝わってくるリアリティは壮絶なものだった。軸として動いている主要人物たちがフィクションというのは仕方のないこととしても、それでも作品が映画史に残る話題作だったことは確かな事実だ。

では簡単ではあるが、作品のあらすじを紹介していこう。

真実は小説より奇なり!
横浜駅より徒歩5分の好アクセス!横浜 会議室横浜駅付近で貸し会議室をお探しの際には、ぜひとも市民フロアをご利用ください!

あらすじ

始まりは現代から、1912年に沈没したタイタニック号の調査をするためにブロック・ロベットは無人の潜水艇を潜らせていた。彼の目的はタイタニック号に沈んだとされている世界最高峰のダイアモンド『碧洋のハート』という青いダイアモンドの回収が一番の目的だった。

調査をしていくなかれブロックは一等客室で金庫を発見し、こじ開けてみると中からは古ぼけた紙が出てきた。

しかしこの紙を綺麗にすると、そこには碧洋のハートを首に付けている女性が書かれていたのだ。そしてブロックはその絵を大々的にメディアで報道すると、一人の老婦人がその絵を見て驚きを隠せないでいた。

その後ブロックの元に一本電話が入る、相手はあのテレビに書かれているのは当時の私です、という電話だった。いきなりのことに半ば信じられなかったブロックだが、話を聞くだけならとして彼女と面会することを決める。

そこには孫娘と共に現れたのは映画のヒロインにして主人公でもある『ローズ・デヴィット・ブケイター』であった。ローズはカメラを前にして、静かに語り始める、84年前に起こったタイタニック事件と、ローズがそのとき全てを捨てても彼と生きることを決めるほどに愛し合ってた男性『ジャック・ドーソン』との思い出を静かに語るのだった。

全ての始まりは1912年のイギリスのサウスプトン港から始まり、そこからニューヨークへ向けてタイタニック号が出発しようとしていた。ジャック・ドーソンはその直前にポーカーをしていた、タイタニック号の三頭客室をかけての勝負だった。その勝負にも語と勝利したジャックは友人の『ファブリッツィオ・デ・ロッシ』と共にアメリカへと旅立っていく。一方のローズは当時貴族の娘としての生活を送っていたが、旅路の果てには望まぬ結婚がまっていることに対して絶望を抱いていた。婚約者の『キャルドン・ホックリー』の高圧的な態度と、金があればいいというそんな言動で彼に服従するしかなかった。名門ブケイター家としての生まれながら、既に家の存続そのものが危うい中での母親が勝手に決めた結婚に縛られるローズにとって、船尾で自殺しようと駆け出すのだった。そしてそんなローズに生きる希望を与えたのがジャックだった。ジャックは鳥かごの生活をしているローズを必死に助けようと奮闘し、いつしかローズもそんなジャックに対して淡い感情を持ち始め、二人が相思相愛になるのも時間はかからなかった。しかし二人の先に待っていたのは希望という名の光に包まれた夢ではなく、絶望と混沌にさいなまれた悪夢が二人を、そして乗客・乗組員を襲うのだった。

「感動」してますか?

主要キャスト

1912年サイド

ジャック・ドーソン

演:レオナルド・ディカプリオ

本作の主人公にして、物語上ではローズに大きな影響を与える人物。画家の卵として世界中を旅している。船尾で空を見上げながらタバコを吸っていたときに自殺しようとしているローズを助け、しがらみに取り憑かれている彼女を助けようとしていく中で、やがて恋に落ちる。やがて相思相愛になることが出来るが、タイタニック号の沈没事故で、二つに割れた船首部分で何とか生きようとするも、ローズを助けたところで極寒の海の冷たさによって低体温症で死亡してしまう。彼の存在がきっかけでローズはその後の人生そのものに対しての変化を促すことから、ローズにとっては愛した人であり、すべてにおいての救世主的の役割を担っている。画家としての才能も中々のものだとローズは評価している。

ローズ・デウィット・ブケイター

演:ケイト・ウィンスレット

ヒロインにして、物語上の重要人物。名門貴族の生まれではあるが、家を救うために母親に無理やり決められた結婚に対しては、生贄にされるような思いにさらされ、このままアメリカに着くぐらいなら死んでもいいとして自殺行動に移る。そこへたまたま居合わせたジャックにより説得を受けて、彼との邂逅を繰り返していくたびに、徐々にジャックに惹かれていく。絵画に対しては慧眼を持っているといわれ、当時無名だったピカソたちを高く評価するなどしている。沈没事件の際には生き残るくらいならジャックと共に生きるとして、全てを投げ打って彼と行動を共にする。船が沈んだ後、流れ着いた板の上でジャックによる励ましを受けながら何とか生き延びる。その後、ジャックと約束したアメリカに無事にたどり着き、穏やかな人生を過ごし、84年後の現代まで生き続ける。失われていたと思われていた碧洋のダイアモンドをずっと所有していたが、物語の最後にダイアモンドを海に投げ捨て、ジャックが書いた自身の絵を抱きしめながら眠りに付いた。

キャルドン・ホックリー

演:ビリー・ゼイン

ローズの婚約者であり、大富豪の御曹司。ローズがブケイター家の存続をために差し出されたということもあって、彼女を家の命運が掛かる資金提供を枷にして縛り続けている。そんなときに突如として現れたジャックに対しては敵意をむき出しにして、執事の『スパイサー・ラブジョイ』を使ってあの手この手で邪魔をする。沈没事件の際にはジャックを浸水し始めている船室に置き去りにしたり、救難ボートがあるなどの嘘を付くなど徹底してローズから引き離そうとしたが、彼女がジャックを選んだことで嫉妬に駆られて、逆上しながら二人に銃を発砲する。その後は何とか生き延びることはできたが、その後に待っていたアメリカ大恐慌時代の波に巻き込まれて、資産の全てを失い自殺する。

ローズに碧洋のハートを渡した本人で、そのダイアモンドの価値でローズを魅了しようとしたが効果はなさなかった。

1996年サイド

ブロック・ロベット

演:ビル・パクストン

トレジャーハンターで、碧洋のダイアモンドを手に入れようとしている人物。さすがにそんな本音を出すことは出来ないので、表向きは新型の無人潜水艇を利用してタイタニックの調査を行うことを建前にしている。ローズが利用していた客室から金庫を見つけたのはいいが、そこに入っていた紙切れを回収して、復元したことでローズが過去の出来事を話すきっかけを作った。

リジー・カルバート

演:スージー・エイミス

ローズの孫娘で、祖母が絵を求めてブロックを尋ねていくときも一緒に同行する。

ルイス・ボーディーン

演:ルイス・アバナシー

ブロックの相棒。始めはローズのことを絵のモデルだという虚偽をして、有名人になりたいだけの嘘つき婆としか見ていなかった。しかし、彼女が話す言葉を聞いて、それが紛れもない真実であるということを確信するのであった。

余談だが、ルイス・アバナシーさんは俳優ではなく本物の海洋学博士である。監督であるジェームズ・キャメロンからの直接的な依頼を受けて、演技としてなっていなくてもいいなら、ということで出演している。