感動を誘う映画作品集

タイタニック号事件

さて、映画の最大の見所はやはりタイタニックの沈没までの後半ストーリーだ。その中でジャックの危機に対して、ローズが今まで押さえつけられていた自分から解放されるようにして、ジャックと共に生きていこうとする力強いシーンが一番見ものだ。最後は悲劇で終わってしまったものの、この映画の影響でタイタニック号の事件を詳しく知らない人でも、史実を知る機会を与えるような世界的な社会現象を巻き起こした。

さて、タイタニックの沈没については劇中でも語られている通り、氷山の確認が遅れたことによる船体の損傷による、浸水による船体圧迫というのが描かれている。史実でもいわれている通り、当時最新鋭船として注目を集め、沈むことなどありえないとまでいわれていたタイタニック号は最後には乗組員と乗客の大半がなくなるという世界的なものでも最悪の海難事故として見られている。タイタニック号の船長であった『E・J・スミス』は最後の船乗りとしての結果として船と運命を共にすることになる。しかし実際の人物も船乗りとしては優秀なほうであり、事故を起こした経験はあるものの、それでも彼が運転する船ということで、当時の富裕層のほとんどが彼の駆る船に乗りたいがためにわざわざスケジュールを合わせていたという。

タイタニック号の沈没には事故として劇中で紹介されているが、陰謀による沈没の可能性もあるという説も存在している。中には当時乗っていた船はタイタニックではなく、姉妹船であるオリンピックにすり替えられていた、といったものまで存在している。船体すり替えというのは少し現実味がないように感じるが、そうだミスや陰謀説など様々な諸説が流れているため、何が本当の原因なのかということははっきりしていない。

真実は小説より奇なり!

沈没後のタイタニック

その後タイタニックは1985年にウッズホール海洋研究所およびフランス海洋探査協会の調査団が海底3,650mの海底で沈没しているタイタニック号を発見する。その後調査団を率いていたロバート・バラードとアメリカ海洋大気庁の協議が行なわれ、タイタニック号を国際的に保護しようとする条約『タイタニック国際保護条約』が2004年に制定され、アメリカ合衆国がこの条約に調印することになる。条約は沈没したタイタニックの中に眠っている遺品の数々を違法に盗もうとするものたちから守り、劣化から守ろうとするものになっている。

さて、海底に沈没しているタイタニックのその後としては実はどのように沈んだかということはこの当時まではっきりとしていなかった。劇中では最も有力とされていた船体が浸水の影響に耐え切れずに真っ二つになって海底に沈んでいったことをモデルに物語は作られていたが、実際のタイタニックも海上で二つに切り裂かれるように分かれ、横転せずにそのままの状態で海の底にあった。。このときより、船体が二つに分かれたという説が始めて立証されたことになり、より劇中で表現されている内容がリアリティあるものだとして作品自体も高評価されたことだろう。タイタニックの船内は底に打ち付けられたということで中の者はほとんど残っていないとされていたが、その予想は裏切られる。選手部分には手すりが残っており、船内のDデッキにあるダイニングルームでは豪華な装飾で飾られた大窓が何枚も割れずに当時のまま輝きを放っていたという。つまりはそんなものを手に入れることが出来たら歴史的な時価総額は計り知れないものだということは分かるでしょう、やはりそんな価値あるものを盗むために動く人々がいてもおかしくないという事になります。

但し船尾部分に関しては叩きつけられたことにより、船首とは比べ物にならないほど跡形もなく吹き飛んでしまい、見る影もなくなってしまっていた。

「感動」してますか?

碧洋のダイアモンド

物語の発端ともなった青いダイアモンド『碧洋のハート』、これを見て欲しいと思った人が一体何人いることか。あれだけの質量のダイアモンドであれば売り払うことを考えてたら、それだけで遊んで暮らしていけるほどの価値があるだろうものだ。結局劇中のローズからしてみれば、価値あるものではあったが彼女にとってはキャルドンから与えられた首輪のようなものだったかもしれない。だがその首飾りがあったからこそ、彼女がジャックとを繋ぐ絆になったことにもなったということで、何かしらの因縁めいたものを感じられる。

さて、このダイアモンドですが正式名所は『ホープダイアモンド』といわれており、実在に存在している45.50カラットのダイアモンドです。現在はアメリカの国立自然史博物館で所蔵されており、持ち主は必ず近いうちに死ぬということでいわれている『呪いのダイアモンド』とも言われています。呪いで死ぬのかどうかは定かではないが、貴重なダイアモンドであることには変わりないため、劇中でローズがずっと持っていた碧洋のハートを海に投げ捨てるシーンが流れた瞬間は、『もったいない! どうせなら下さい!!』なんてことをはしたなく思ったものだ。